大会長挨拶

町田修一

 この度、第49回日本基礎老化学会大会を2026年6月27日(土)と28日(日)の2日間、順天堂大学さくらキャンパス(千葉県印西市)において開催します。

 高齢化が加速する現代社会において、「いかに健やかに老いるか」は、個人と社会の双方にとって喫緊の課題です。老化はもはや避けるべき現象ではなく、制御・修飾可能な生物学的プロセスとして捉えられつつあります。こうした視点の変化の中で、運動や栄養が老化に及ぼす影響についての科学的理解は、近年著しく進展しています。

 今回の大会では、「運動・栄養による老化制御の科学 ―基礎と応用のジェロサイエンス―」をテーマに掲げました。細胞・分子レベルの基礎的研究から、介入・予防を視野に入れた応用研究まで、分野を越えた多角的な議論の場を提供したいと考えます。筋量・筋力維持、ミトコンドリア機能、エピジェネティクス、慢性炎症、腸内環境、さらには生活習慣病との関連といったテーマを中心に、運動および栄養が老化メカニズムに及ぼす影響についての最新知見を共有し、健康寿命の延伸に向けた実装科学への橋渡しを目指します。また本大会では、基礎研究者と臨床・地域実践者との交流を促進することで、研究成果の社会実装や政策提言につながる新たな可能性を模索していきます。

 皆様の積極的なご参加と、学際的な対話を通じた知の融合を心より期待しております。

2025年6月吉日
順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科 教授 町田修一

大会組織

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